『スキップとローファー』の「迎井司」は、メインキャラクター「志摩聡介」の中学時代からの友だちで、高校では「岩倉美津未」たちとも仲良しの男子です。
迎井はいい奴です。いい奴であるが故に色々と思うことがあるようで。
何だかんだ縁のある、仲間の一人「江頭ミカ」と恋人として付き合うことはあるのでしょうか。
その辺りの、私なりの考えや感想を書いています。
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スキローの迎井
| 作品名 | スキップとローファー |
| 作者 | 高松美咲 |
| ジャンル | 青年、学園、恋愛 |
| 発行社 | 講談社 |
| レーベル | アフタヌーンKC |
前情報として、私は単行本派です。つまり『アフタヌーン』の連載を読んでいません。
本文の内容は、厳密には最新ではない、という点をご了承いただき、以降の内容をご覧になってください。
さて、この記事では「迎井司(むかい・つかさ)」について書きます。
彼は、本作のメインキャラクターの一人「志摩聡介(しま・そうすけ)」の中学時代からの友達です。志摩の子役をしていたことも知っていた人物で、1年1学期時点では、志摩が心を許している数少ない人物の一人だったと言えるでしょう。2年時でも同じかもしれません。
また、彼は高校では本作のメインキャラ「岩倉美津未(いわくら・みつみ)」(以降、みつみと表記)の高校1年時のクラスメイトの一人で、仲良しグループの一員でもあります。
しかし、1年時は、仲良しグループの「江頭ミカ」と色々と縁のある人でもあり、衝突をしたこともあります。
部活動は地学部と天文学部、それとバスケットボールの同好会にも所属しています(Scene55「ドキドキの海<5>」10巻33ページより)。
性格は?
性格は「冷静沈着」です。
冷静に状況を分析し、物事を判断してから行動を取っているように見えます。
志摩と仲がいいことも、「お前が俺とつるむのは踏み込んでこないからだろ」(Scene53「ドキドキの海<3>」9巻144ページより)と、自分ごとなのに冷静に分析しています。
彼は高校生ですし、恋愛などの経験も豊富ではないために、判断を間違えたり遅れたりはあるかもしれないですが、基本的には感覚で行動をとるタイプではない、と言えそうです。
自分が自分がとならずに、相手を、周りを、配慮できる人でもあります。
例えば、Scene55「ドキドキの海<5>」では、ミカが失恋をしたことを周りに話せないことを辛いと思っていて、仲のいい、みつみの叔父である「ナオちゃん」に打ち明けたとき、空気を読まず(事情を知らないので仕方ないですが)迎井はその場にいました。
が、自分から言う言葉を持たないと思ったのでしょう、あくまでも傍観者に徹して、彼女がすべて吐露するのを邪魔しないであげていました。
ミカの言動の分析をしつつ。
彼はそれとは反対とも受け取れそうな「属性」も同時に持ち合わせています。
と言いますのも彼は情に厚く、人の気持ちを踏みにじるような行為には、きちんとそれは違うと言える人でもあるからです。
例えば、Scene30「バクバクのバレンタイン<1>」、巻数で言いますと6巻の最初のエピソードでは、クラスメイトの「小渕」が、勇気を出してミカにバレンタインにチョコが欲しいと言おうとしたのですが、彼は最後に怖気づいて「なんつって」と誤魔化すことを言ってしまいました。
ミカはいじめられていた過去があり、自分には恋愛をする資格がないとさえ考えるほど自信を持てておらず、そんな中での催促でしたから、本当はとても嬉しかったのです。
嬉しさを誰かに伝えたい、それと同時に、いじめられていた自分に? と信じられない思いもあって、友だちからかかってきた電話の中で、小渕のことを話し、話すだけでなく彼の言動を茶化してしまいました。
その会話は放課後の教室でのことで、忘れ物を取りに来た迎井が、偶然に聞いてしまったのですね。
迎井は小渕とも仲がよく、小渕からミカに催促したことも聞いていて、それもあって、ミカの言動を非難しました。
その後もクラスの人間関係が続くことを思えば、聞いていなかったと言ってもよかったし、ミカなりの事情があると飲み込んでもよかったのでしょうけど、いい奴なので、友だちを馬鹿にされたことに我慢ができませんでした。
その後、逆ギレをしたミカの反撃に遭うなどするのですが、それは単行本6巻を読んでみてください。
迎井って女の子と話すの苦手でしょ
Scene32「チョキチョキの16歳」(6巻80ページ)より
ウフフ やっぱそうだよね~~
お互いがんばろうネッ
引用部はミカの台詞。
彼は女子と話すのが苦手です。
その後、お互いにそのときの言動を謝っていますし、迎井もミカのことを「フツーにいいやつだ 江頭」と見直す機会もありました(同エピソードより)。
中学からの友だちである志摩には結構容赦がないですね。
Scene62「ぎゅっのお買い物」(11巻70ページ)では、志摩の、利己的な考え方と、それを基にした行動をずばり指摘しています。
育ちがいい?
彼はその言動と、周りへの配慮に、妙な余裕と落ち着きがあります。
男女を問わず友だちと話す様子が自然体で、若気の至り的なはっちゃけることはまずなく、上にも書きましたように、無理に、または安易に人の懐に踏み込まない様子は、とても高校生とは思えない落ち着きぶりです。
それらから、彼は「育ちがいい」という印象を持ちます。
彼の家が描かれていたとか、父親の職業は何だとか、具体的に家が裕福とわかる描写はなかったかと思います。
2年の夏に、仲良しの男女でみつみの実家に遊びに行くことになり(Scene51~56、9~10巻)、その旅の前後に、迎井のお母さんの画は出ていました。
しかし、その家が超豪華ということはないように私には見えます。あの感じはマンションですかね。確実に貧乏ではなかったですけど、東京でマンション住まいである時点で裕福、という話ではあるかもしれません。
その旅行でも、みつみの家に着き、岩倉家の人たちに挨拶をする段階で、誰よりも先に迎井が手土産をみつみの母に渡していました。
また、「久留米誠」と一緒に、仏壇に挨拶をさせて欲しいと、願い出てもいましたね。
これらは育ちのよさを思わせる行動です。なかなか気付けないところと思えるので。
ミカと付き合うの?
冒頭でも書きましたし、これまでにも話題に挙げました「江頭ミカ」。
作中、迎井がミカと付き合う未来はあるのかないのか。
個人的な願望では、付き合って欲しいと思っています。
ミカからすると、バレンタインでの自らの決して褒められない言動、言い換えると自分の嫌な部分もわかっていて尚、友だちでいる迎井は、恋人としてこれ以上ない相手に思えます。
彼にしても、良いところも悪いところも知った相手と付き合った方がいいと考えるかもしれません。
ただ、物語のこれまでを思うと、作者さんは2人が付き合う道を考えていないだろうな、と判断してしまいますね。
例えば、6巻の巻末に載っている番外編では、迎井がモブ女子からチョコを手渡しされているシーンがありました。
もらった後に彼は「彼女ができてしまうかもしれんな…」(番外編「バレンタイン① 迎井くん」6巻170ページより)と、心の中でつぶやいています。
つまりは、女子から好きと言われたら付き合っていいと考えていることになるでしょう。誰でもという訳でもないのでしょうけど。
また、彼は記事作成時点で、誰かを好きだという発言をしていません。
ミカを含めて、仲良しグループの女子の皆と、仲は悪くない、むしろ良いのだけど、友人という名のラインを踏み越えていかないですね。
当然ながら、彼の恋の矢印がミカに向いている描写も見られず。
ミカもミカで、上にも書いています「小渕」から好意を寄せられていますし、Scene70「わたわたの文化祭<1>」でも大きな動きがありました(12巻122ページより)。
小渕とは、迎井は仲がいいですし、ミカもそのことを知っているでしょう(彼女と小渕は同じ英会話部の部員)から、彼を出し抜いて付き合うことは、ミカも迎井もしないでしょう。
等々考えますと、2人が付き合う可能性は、現状低いと言わざるを得ません。
どうしても好きなら、小渕にすまんと謝った上でどうこうしてしまうかもしれませんし、卒業までに小渕が動く可能性も少なからずあるでしょうから、結果如何では。
物語は、余程のことがないかぎり、彼らが高校を卒業するまで描かれると予想されます。
その後は描かれることがあるかわかりませんけど、高校を卒業した後なら2人が付き合っても何ら問題なさそうですけどね。進路がバラバラになれば会う機会は減りますから。
まとめ
まとめます。
『スキップとローファー』の迎井はミカと付き合うか、については、現状付き合わなそうに思える。
お互いにそういう相手として見ている描写が一つもないことと、迎井はバレンタインでチョコをもらった子と付き合うかもなどと思っていたし、ミカのことを好きな男子は複数いるから。
ただし、ミカとしては自分の嫌な部分を知った上で友だちでい続けている迎井は貴重だし、向井もミカのことをいい奴と思っているから、個人的な願望としては付き合って欲しい。
というのが、私なりの解釈と感想でした。
本文に書いたことは私なりの意見や解釈です。決して情報を鵜呑みになさらず、参考程度に抑えて受け取ってくださると幸いです。
本作は各キャラクターの掘り下げもしっかりされているので、読者はそれぞれに◯◯のことが好きなのかとか、付き合って欲しいとか、感情を入れやすいですよね。いい作品です。
ということで、今回はここまでです。
最後まで読んでくださり、誠にありがとうございます。
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