『スキップとローファー』の単行本11巻の感想です。
話数にしまうと60話から65話の範囲に該当します。
ネタバレはあまり決定的なことをしていないつもりですが、バレても大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いいたします。
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漫画『スキップとローファー』第11巻
| 作品名 | スキップとローファー |
| 作者 | 高松美咲 |
| 単行本1巻発行日 | 2019年01月23日 |
| ジャンル | 青年、学園、恋愛 |
| 発行社 | 講談社 |
| レーベル | アフタヌーンKC |
| 巻数 | 既刊12巻 |
2024年12月に発売されてばかりのスキロー11巻、買いました。
発売日は2024年12月23日。
10巻が2024年3月22日ですから、ほぼ9ヶ月ぶりとなる新刊です。
私はEテレのアニメの再放送から入った口ですので、待望ということはないですが、ずっと追ってきた単行本派のファンの皆さんにとっては待望となる11巻でしょう。
話数で言いますと60話から65話までです。具体的には60話「モニョモニョの発言」、61話「ムカムカの地区大会」、62話「ぎゅっのお買い物」、63話「てくてくの修学旅行<1>」、64話「てくてくの修学旅行<2>」、65話「てくてくの修学旅行<3>」になります。
美津未と志摩くんは◯◯を戻すの?
気になる点は一つ、言わずもがな、美津未と志摩くんのことです。
一旦は別れたけど、もうワンチャンありそうな気配が高まっています。
特に志摩くんが、みつみをどんどんと強く意識していることがわかっています。
志摩くんがみつみを、友だちとしての「好意」ではなく、恋人としての「好き」を明確に自覚したのは9巻でしょう。
みつみの実家のある石川県にみんなで旅行に行ったときです。
今回の11巻では修学旅行がメインイベントとなっています。
そこで志摩くんは、みつみにある「要求」をしていました。
結月と誠とミカの親友3人にそのことを伝えると、3人が3人とも、志摩くんのその要求は、普通にあり得るんじゃないかと、考えたようです。何が? 復縁が、です。
たまたま近くを歩いていた八坂さんに事情を話すと、彼女はそうは捉えませんでした。
この八坂さんの発言は結構大事なところな気がするので、ネタバレ防止的な意味で書かないでおきます。
該当ページは26~27ページ、話数は60話です。
八坂さんと志摩くんは同類だそう(八坂さん談)から、八坂さんの発言は無視できないものがありますからね。
修学旅行での志摩くんの要求はみつみが応える形で実現しています。
そのやり取りの中で、志摩くんは「あること」に確信を持ちました。
しかし、別れてから11巻までのみつみの発言を読んでいると、今すぐ2度目の付き合いが始まる可能性は低いかな、と私は感じています。
T大学法学部に合格した後とか、卒業するときとか、そういう学生生活の大きな区切りのつくタイミングにならないと、みつみの気持ちは恋愛には向かないのでは、と。
志摩くんも、そこに気づいていると同時に、自分に「乗り越えるべきもの」があると感じているようでしたし。
と言いますか、もはやそこまでの「BIG LOVE(10巻91ページ、まこっちゃん談)」なら、付き合うなんて段階じゃなく結婚じゃね? と思ってしまいます。
一般論として、本当の意味で付き合うようになると、相手の人生と対峙することになるじゃないですか。
このまま行けば、そう遠くない段階で、お互いがそういうところまで考えると思いますから。
だから、次は「付き合う」では済まないんじゃ、と考えます、私は。
以前、みつみと志摩くんが最終的にどうなるのかを予想した記事が当サイトにあります。
下にリンクを貼った記事がそれです。あわせてご覧になってください。
志摩くんが情緒不安定
志摩くんが情緒不安定です。
物語序盤は立ち振舞がパーフェクトに見える男の子でしたが、その面影はもはやありません。
情緒不安定さが始まったのは、1年の文化祭で、クラスで『サウンド・オブ・ミュージック』を演じたことでしょう。
ここで相手の求める自分を察知して「相手の望む志摩聡介」であり続けたことからの脱却が始まったように、私には読めます。
それは自己の模索というか探索というか確立というか、そのスタート地点とも言えそうです。
同時に彼の苦悩が始まりでもあったようです。
それ以降、作中でも彼の目線でみつみが描かれることが多くなりましたし、志摩くんの心情がよく描写されるようになりました。
自己の模索・探索・確立への道というと、子役を辞めたと同時に止めていた「芝居」を再び始めたこともその一つでしょう。
その芝居に関して言えば、11巻で氏家くんに「あること」を言われたことで、物語が始まって以来初めてのことと思いますが、彼は人前で「怒り」を隠しませんでした。
話数は61話、ページは41ページのことです。
後で本人も気づいていましたが、氏家くんに言われたことが図星だったからこそ、怒ったのですよね。
物語序盤の志摩くんなら、氏家くんの発言は、真に受けることなく受け流していたかもしれません。
でも外面の良さという頑強な鎧を外している今の彼には、受け流すことなどできません。
自分から芝居をやりたいと考えてやり始めたことですから余計に、です。人に無理矢理させられていたなら、いや◯◯に聞いてよ、と他人事のように受け流せたでしょうけど。
そもそも氏家くんにそんな発言をされるような行動を、彼が選択しないでしょうけどね、以前の志摩くんなら。
怒りを顕わにしたこと、それが彼の弱さかと言うとそうとは言い切れないでしょう。
今、人間的な成長段階にあるからこその危うさなのだと、感じられます。
蝶に変態するために、幼虫から蛹に変わった状態と言いますか。過渡期ならではの不安定さ・無防備さと言いますか。
また、自分の中でやりたいと思って、真剣に向き合っているからこそ、真を突く発言に対してスルーすることができない、向き合わざるを得ないということもありそうです。
そして、氏家くんに指摘されたことへの答えを自分なりに見つけ、氏家くんに返答していました。
これも以前の彼なら考えられない行動に思います。
きっとこの一連の行動も彼の今後の成長につながっていくのでしょう。
成長することが、いずれ「みつみ」とのことにもつながっていくはずですよね。
八坂さんが気になる
11巻で台風の目になっている「八坂千笑璃(やさか・ちえり)」。
女版・志摩聡介のようなキャラで、彼女もやはり人の、とりわけ「親の愛情」に飢えているタイプのようです。その意味で共通点のある人物でした。
志摩くんは男女を問わず外面の良さを見せますが、八坂さんは男子に対して八方美人感を見せていますね。
それが原因で、修学旅行では大きなトラブルに発展していました。話数は64話、ページ数は117ページから。
トラブルとはどういう内容か、結果どうなったか、それらはこちらでは伏せておきましょう。
彼女の物語は12巻以降にも続いていきそうな気配です。
氏家くんが鍵になるのかなと個人的に思っていますが、どうなるでしょうか。
彼も~、ですからね。
12巻以降で彼が八坂さんに何らかのアクションを起こすものと予想しています。


今回の感想の場面を原作で読んでみたいあなたへ
今回の感想はいかがだったでしょうか?
志摩くんとみつみの修学旅行での出来事を詳しく知りたい方は是非、11巻を読んでみてくださいね。
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ということで、今回はここまでです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!



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