『スキップとローファー』のアニメ1期最終回、文化祭での演劇シーンで、「志摩聡介」が「この感情は嫉妬だ」と感じた理由は何か?
私なりに考えてみました。
あくまでも私の感想です。正しいかどうかはわかりません。
アニメ1期のネタバレ要素があります。大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いいたします。
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演目:サウンド・オブ・ミュージック
| 作品名 | スキップとローファー |
| 作者 | 高松美咲 |
| 単行本1巻発行日 | 2019年01月23日 |
| ジャンル | 青年、学園、恋愛 |
| 発行社 | 講談社 |
| レーベル | アフタヌーンKC |
| 巻数 | 既刊12巻 |
文化祭はアニメ1期では終盤、単行本でいうと3巻終わりから4巻の終わりまででしたでしょうか。
メインキャラクターの「岩倉美津未(いわくら みつみ)」たちは文化祭で劇をすることになりました。
演目は『サウンド・オブ・ミュージック』。ドレミの歌で有名な映画やミュージカルですね。
メインキャラクターのもう一人「志摩聡介(しま そうすけ)」は、トラップ大佐の長女リーズルの恋人「ロルフ」を演じることに。みつみは生徒会業務に忙しいので参加せず。
志摩くんは元子役です。高校1年時点で芸能活動をしていないため、文化祭まで芝居そのものから離れていたようです。
芝居に対してよい思い出がないため、できればやりたくなかった志摩くんでしたが、適当なことを言って断ることもできたはずなのに、場の空気を読んで(読みすぎて)引き受けてしまいます。
このとき、子役をやっていたことを知っているのは、クラス内では、みつみの他では中学時代からの友人である「迎井」くんくらいだったでしょうか。演劇部の兼近先輩も知っていますね。
この感情は嫉妬だ
その劇中、演じながら自分自身を見つめ直している志摩くん。
母親の求める自分であり続けた子役時代、今も、クラスで、学校で、普段から、人間関係に波風を立てないように、場の空気を読んでスマートに皆の望む志摩聡介であり続けています。
だから人のことはよくわかる。
なのに自分のこととなるととたんにわからなくなります。
人の望む自分であり続けたことで自分がないのでしょう。
それに戸惑いながら芝居をしていて、劇中にその答えに行き着くのです。
それが「この感情は嫉妬だ」のセリフにつながります。
単行本で言いますと4巻140ページですか。
何へ・誰への嫉妬かというと、みつみや演劇部の兼近先輩のように、自分の信念や夢・目標から逃げず、不器用でも真っ直ぐに突き進んでいる人たちへの嫉妬です。
私はそのように考えています。
私の考えが絶対に正しいと言っているものではありません。あくまでも私の感想ですので、ご了承ください。
気づくきっかけは何?誰?
志摩くんがその感情について考えるようになったきっかけを作った人は誰か。
答えは上に書いた2人でしょう。
みつみと兼近先輩ですね、特にみつみ。
みつみは、官僚になって実家のある石川県のような著しい過疎化問題に携わるべく、T大学の法学部に入るために、中学卒業と同時に実家を出て東京の進学校に入学しました。首席で。
高校入学後も、学年で1番の成績になってもいましたし、自治を学ぶために生徒会にも入りました。
彼女の素直な性格と一途な行動によって、志摩くん本人を含め、周りによき理解者も生まれています。
そんなみつみは、端から見れば陽キャ、勝ち組、リア充な女子高生に見えることでしょう。
そしてそれは、周りから陽キャの最たるポジションにいると目されているであろう、志摩くんにとっても同じでした。
志摩くんは子役時代から母親の望む自分であり続けました。学校でも周りに合わせることばかり。
周りもそうすることで喜んでいるし、自分も楽だし。
「自分がない」
自分の夢や目標に邁進するみつみたちを見て、気づいてしまったのです。
自分は何が好きなのか、何をしたいのか、何になりたいのかがわからないことに。
そして自分が彼らに取り残される感覚にも陥ったことでしょう。
みつみたちがどんどん先に行っているのに、自分だけが全く前に進んでいない。
だからこそ彼は、そんなみつみたちに嫉妬をしたのでした。
変わるきっかけ
志摩くんのこの気づきは、彼自身の変化の「きっかけ」でもあるでしょう。
自分が停滞していることに気づいただけでなく、自分もみつみのように前に進みたいと感じたからこそ嫉妬心を覚えたはずだからです。
実際に、この後から、彼はくよくよなよなよとしてきます。
とりわけ「みつみ」とのことで。
物語序盤に描かれていたような、何を考えているかわからない、でも何でも見透かしているような志摩くんではなくなります。
見ているこちらが心配になるくらい不安定になっていきます。
でもそれは彼が人として成長している証でもあります。
避けていたあれを再開したり、みつみとあれになったり。
それを描いているのがアニメでいう2期以降の話。
記事に書いたことは、あくまでも私個人の意見であり感想です。絶対的なものではありませんので鵜呑みになさらず参考程度に抑えてご覧になってください。
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ということで、今回はここまでです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!


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