三島芳治さんによる漫画『児玉まりあ文学集成』は2025年7月6日に第4巻が発行されました。
第4巻は第二十一話「文学部は何か」から第二十七話「マルチバース・オブ・バルザック」までが収録されています。
4巻で物語が綺麗にまとまっているようにも読めてしまい、もしかしたら物語が4巻(27話)で終わるのではないか、と思ってしまいます。
物語が27話で終わるのか28話以降に続くのか、私なりに調べて考えを書いていきます。
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児玉まりあ文学集成
| 作品名 | 児玉まりあ文学集成 |
| 作者 | 三島芳治 |
| 1巻初版発行日 | 2019年4月25日 |
| ジャンル | 青年、学園、恋愛 |
| 発行 | リイド社 |
| レーベル | トーチコミックス |
「三島芳治」さんによる、学園もののマンガ『児玉まりあ文学集成』。
読みは「こだままりあ・ぶんがく・しゅうせい」。
ジャンルは学園ものであり恋愛ものでもあり文学でもあるでしょう。
「これは児玉さんが笛田くんに文学講義を行いながら 高校生活を謳歌するお話です」
単行本の帯にはこのように書かれています。概要はまさにこのとおりですね。
「児玉まりあ(こだま・まりあ)」は文学部です。文芸部ではありません。
女子生徒。
「笛田実(ふえた・みのる)」は文学部に入部希望の男子生徒です。
1年ちかくずっと希望し続けて、入部試験に落ち続けています。
が、毎日のように文学部に足を運んでいるのですから、周りからすれば部員そのものでしょう。
4巻発売
2025年7月6日に『児玉まりあ文学集成』の第4巻が発行されました。
- 第二十一話「文学部は何か」
- 第二十二話「恋愛の非文学的な事について」
- 第二十三話「オリビア語通訳」
- 第二十四話「作り話の惑星」
- 第二十五話「ボヴァリー夫人の失踪」
- 第二十六話「まりあ誕生」
- 第二十七話「マルチバース・オブ・バルザック」
目次には4巻には以上の7作品が収録されています。
巻末におまけ的に3ページのショートショートもあり、こちらを含めると8話です。
4巻で終わり?
『児玉まりあ文学集成』という作品はこの4巻で最終巻なのでしょうか。
27話「マルチバース・オブ・バルザック」と言いますか、おまけの3ページで最終話なのでしょうか。
その答えは「わからない」です。
リイド社や作者さんから何か発表があった、という情報を私は手にしていません。
しかし何だか4巻を読んで、ここで終わりのような気分になりました。
すっきりしている
私が本作4巻で最終巻と思った理由。
それは「すっきりしている」からです。
26話=0話説
特に第二十六話「まりあ誕生」が、その「すっきり巻」を思わせるのです。
26話では児玉さんが、本作で描かれている児玉さんになった経緯が描かれている、非常に重要なエピソードになっています。
あの白髪(あるいは金髪か銀髪)で、ふくらはぎまであろうかというほどのストレートロングヘアの彼女の誕生秘話に。
そしてその最後のシーンでは、児玉さんが笛田くんと出会うことになります。
と同時に、笛田くんが児玉さんをあのように見えている理由もわかる内容ですから、2人にとっても読者にとっても原点にあるエピソードです。
言い換えれば、この26話は本作の0話でもあるのだと私は思いました。
27話=エピローグ説
26話が0話であるという観点に立って、(おまけを除く)4巻の最終話である第二十七話「マルチバース・オブ・バルザック」を読みますと、これまたエピローグとして機能していそうに思えてきます。
27話はマルチバース、つまり私たちが今暮らしている宇宙と並行して存在する多数の宇宙があり、それぞれの宇宙にある地球の、日本の、どこかに生まれ住んでいる児玉さんが、一人の笛田くんに会いに来るお話です。
『ドラえもん』で、色々な宇宙のドラえもんがタイムマシンに乗ってやって来るエピソードがあったかと思いますが、あれですね。記憶違いだったら申し訳ありません。
バルザックは19世紀に活躍したフランスの小説家「オノレ・ド・バルザック」のこと。
でも、児玉さんズが本当に多元宇宙からやって来たのか、一人の児玉さんが異なる児玉さんを演じていたかは不明です。どちらの可能性もあるように描かれています。
先ほど26話が0話のようだと書きました。
となると、最終話の可能性のある27話は1話に続く物語、1話にループするような物語になっているように、私には読み取れました。
ただ、1話から27話の間に、2人の間に大きな「関係の変化」がありましたから、完全な1話へのループにはならないでしょう。
1′話となるのかもしれません。
そんなたくさんの児玉さんと出会い、また元の世界の児玉さんとのやり取りを受けて、彼は「もっと大きな文学者」に育ててもらうべく、これからも児玉さんからレッスンを受けることになりそうです。
そのため、27話が作品のエピローグとしても機能しているように、私には読めてしまいました。
3巻からの間隔
4巻が最終巻ではないかと思える理由。
別角度からも、そうかなと思えることがあります。
それは、3巻が発行されてから4巻が発行されるまでの年数が「空きすぎている」ことです。
4巻の初版発行が2025年7月6日。
3巻の初版発行が2021年8月4日。
4年近くも間隔が空いています。
2巻の初版発行が2020年6月30日。
3巻までの間隔は1年1ヶ月ほど。
1巻の初版発行が2019年4月25日。
2巻まで間隔は1年2ヶ月ほど。
こう比べてみますと、3→4巻の間隔だけが図抜けて空いています。
ここからは私の想像ですけど、作者さんは物語を終わらせるために4巻を描いたのではないか、と思います。
気持ちが切れたのか、ネタ切れか、理由はわかりませんけど、3巻時点で作者さんの中では物語に一区切りをつけたかったのでは、と想像しています。
自らと物語にけりを付けるために27話まで描いたのかな、と。
その意味でも4巻が最終巻ではないか、と私は捉えています。
続く可能性
5巻以上、28話に物語が続く。その可能性も十分あると思います。
作者さんやリイド社などから最終回という話は、私が知るかぎりはないので、基本は続くものと思った方がいいのかもしれませんね。
まとめ
まとめます。
三島芳治さんの漫画『児玉まりあ文学集成』は4巻が最終巻なのか、収録されている第27話が最終話なのか。
はっきりとはわからないが、その可能性はあると考える。
理由は26話「まりあ誕生」が本作の1話につながる0話を思わせる内容であること、27話「マルチバース・オブ・バルザック」が1話にループするような内容にもエピローグのようにも読めること。
3巻から4巻までの発行既刊が、3巻までに比べて間隔がずいぶん開いていること。
しかし、5巻、28話以降も物語が続く可能性も十分あると思う。
というのが、私なりの解釈と感想でした。
本文に書いたことはあくまでも私一人の意見です。権威でも何でもない一人の意見でしかありませんので、書かれたことを鵜呑みになさらずにご覧になってください。
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ということで、今回の記事はここまでになります。
最後まで読んでくださり、誠にありがとうございます。


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