『スキップとローファー』にて、「タイガ」なる人物が登場しています。
タイガは「志摩聡介」の過去の話に深くかかわる人物ですが、具体的に志摩とどのような関係にあるのか、などを調べて、感想を書いています。
ネタバレについては、アニメ版しか観ていない方には強めのバレ要素が含まれます。バレても大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いいたします。
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スキローのタイガって誰?
| 作品名 | スキップとローファー |
| 作者 | 高松美咲 |
| ジャンル | 青年、学園、恋愛 |
| 発行社 | 講談社 |
| レーベル | アフタヌーンKC |
| 巻数 | 既刊12巻 |
これから「タイガ」のことを書く前情報として、私は単行本派です。『アフタヌーン』の連載は読んでいません。
これから書く内容は、厳密には最新ではない旨をご了承くださいますよう、お願いいたします。
さて、「タイガ」についてです。
タイガは何者かというと、本作のメインキャラクターの一人「志摩聡介(しま・そうすけ)」の、子役時代に所属していた芸能事務所の先輩タレントです。
「そーすけ」「タイガ兄ちゃん」と呼び合う仲です。
タイガは漢字で「大河」と書きます(「Scene68 チカチカの舞台」12巻61ページより)。
タイガは今何をしてる?
現在タイガは何をしているのか。
現在というのは漫画内の時間での現在(志摩が高校2年時)です。
彼は「美容師」をしています。
どこで美容師をしているかは不明です。
ただ、今の彼を「西城梨々華(さいじょう・りりか)」が見つけています。
梨々華は子役時代からの志摩の友だちで、今はファッションモデルをしています。幼馴染的な。
東京で人気のファッションモデルをしているということは、青山辺りのヘアサロンに通っている可能性は高そうです。
そんな彼女が見かけたのですから、タイガは今現在、青山で働いている可能性が高い、とも言えるかもしれません。
私の勝手なイメージで書いていることです。
公式に彼は青山で働いていると設定されている、という意味ではありませんので、ご注意ください。
2人の過去に何があった?
タイガと志摩の2人に過去、何があったのか。
2人の過去については単行本12巻に描かれています。
話数で言いますと「Scene67 ザラザラの記憶」と「Scene68 チカチカの舞台」です。
母親とのこと
あのころオレさ
Scene67 ザラザラの記憶(12巻40~41ページ)より
スタジオの前に立つと冷や汗が出て
足がすくんで吐き気がした
無理だったんだレッスン行くの
精神的にまいっていたようです。
理由は母親ですね。
オーディションになかなか受からず、それを母親が彼自身の実力不足のせいだと責めていたようです。雰囲気から察するに、彼は母親からオーディションに落ちるたびに、一つひとつの仕事のたびに怒られていたのでしょう。
そういった彼女の言動が、現場の空気を悪くし、制作サイドからの評判を落としていきます。
つまり志摩がオーディションに落ちていたのは、本人の実力云々以上に「母親の悪評」だったのですね。
志摩はひょんなことから、母の悪評を聞いてしまいました。
がしかし、それを母親に言うことができず、自分の胸にしまい込みます。
どうして言うことができなったのか、それは本作を読んでみて下さい。彼らしいと言いますか、何と言いますか。
そういうことが積もり積もって、志摩はレッスンでスタジオに行くことさえ難しくなってしまいます。
彼が弱っているところに、そこに偶然、タイガが現れたのですね。
報道
志摩の前に現れたタイガ。
タイガはこのときには既に事務所を退所、芸能界から離れているようです。退所したタイミングは中学校に入るときとのこと(「Scene67 ザラザラの記憶」12巻52ページより)。
タイガは、理由こそわからないものの、志摩がそのときレッスンをサボりたいと思っていることを察し、息抜きに遊びに誘います。
遊びと言っても、古着屋に寄ったりゲーセンに行ったりと、比較的健全なものです。
しかし、そういう遊びさえ、まだ小学生と思われる志摩にとっては、大人の行動、大人の遊びに見えたことでしょう。
小学生からしたら、古着屋やゲーセンなんて、とてもじゃないですが怖くて、一人はもちろん、クラスメイトとさえ行くことは勇気のいることでしょうから。
しかも、レッスンをサボったことも事務所や母親にバレずに済みました。
タイガはその後も志摩を誘い、志摩も辛いレッスンに行かずに遊ぶことに味を占めてしまい、誘いに乗ってしまうのですね。
タイガは友だちを誘うなどして少しずつ、事をエスカレートさせていきます。
その結果、志摩と彼を心配してついて来てしまった梨々華は、ゴシップ誌のカメラマンに写真を撮られ、大々的に報じられることになりました。
具体的にはカラオケ店で酒を飲んでいた、という報道だったようです。
おい やめろ 子どもに
「Scene68 チカチカの舞台」12巻60~61ページより
冗談でも!
こいつはオレらなんかと違ぇーの!
大スターになるかもしんねーの!
しかし、事実はそうではありませんでした。
志摩も梨々華もお酒は口にしていませんし、タイガもそこは守ってあげていたようです。
引用部の台詞からも、彼は2人を、特に志摩のことを認めていたのでしょう。
ただ、世間はそれを信じるかどうかは、話が別です。
ファンは、関係者は、事務所は、母親は信じるか、と考えると厳しいでしょう。
隠れてしていたことですし、無実を証明する手立てもありませんから。
その後、梨々華はアンチにネットで楯突いたこともあり、しばらく仕事がもらえなかったようなことも言っていましたね。何巻か失念。
報道された後、タイガは一人で志摩の家に行き、母親に頭を下げて謝罪しています。
先ほど、酒を飲ませることを止めさせていましたし、タイガはその辺、案外しっかりと線引きしている人ではあります。
その後、志摩はタイガと会っていないのでしょう。
特別言及はなかったかと思いますけど、物語の流れ的にそのように受け取れます。
タイガはどんな性格?
タイガはどのような性格でしょうか。
登場回が少ないのでわからない部分も多くあります。
ただ、回想シーンでの見た目は金髪で、オーバーサイズのTシャツにジャージ、サンダル。
目つきもよいとは言えず、わかりやすく、ヤンチャをしていそうな子のテンプレと言えるかもしれません。
美容師になった彼も、当時より洗練されつつあるようですが、あの頃の印象が抜けきってはいないようで。
タイガ兄ちゃんは正邪がマーブルに混ざってて
当時の志摩は彼のことをこのように思っていたようです。
「Scene68 チカチカの舞台」12巻61ページで志摩が言っているように、タイガが「マーブル」な性格であることは事実なのでしょう。
おそらくマーブルとは「正邪が入り乱れる」という意味です。
小学生と思われる志摩を、古着屋やゲーセン、カラオケなど遊びに誘っているのは、良か不良かと言われれば、明らかに後者でしょう。
しかし、報道はされてしまったものの、嫌なら帰っていいと言っていたり(言われても弟分は帰れないと思いますが)、お酒を飲ませないように周りに注意をしたり、志摩の母親に単身謝りに行ったり、と志摩を守る行動も取っています。
正邪が入り混じっている様子を確かに感じられます。
初登場は?
タイガの初登場シーンは何巻何ページか、何話か。
調べたかぎりでは、10巻62ページ、「Scene56 くたくたの帰宅」です。
見落としていて、もっと前に登場していたら申し訳ありません。
志摩はタイガに会う?
志摩はいずれタイガと会うかどうか。
会うはずです。
理由は、そうしないと志摩が先に進めないから、ですね。
上に書きました、報道とタイガの謝罪から、母親とのギクシャクした関係が続いていて、もっと言えば志摩が母に高く厚い壁を築いてしまいました。
わかってるよ
Scene56 くたくたの帰路(10巻79~80ページ)より
あの人があの頃よりずいぶんまともだって
自分が まだ怒ってんのか
単に意地になってんのか
わがまま言って期待してるガキなのか
もう いいかげん手放さないとな
ところが、みつみたちとの出会いから、彼の中で考えが少しずつ変わってきて、とりわけ彼女を恋人の意味で好きになった頃からは明確に過去からの脱却を試みています。
まだ、ぎこちなさはあるものの、母親との関係も改善されつつある今、タイガとも対面して腹を割って話し合うことで、過去のトラウマから自ら乗り越える。
そういうタイミングは遠くないところにある、と思われます。
私はアフタヌーンの連載を読んでいない、単行本派ですので、既に情報が遅いかもしれません。連載では既に会っている可能性はあるでしょう。
まとめ
まとめます。
『スキップとローファー』のタイガは、子役時代の志摩の兄貴分。
志摩が子役時代に苦しんでいるところを救った人でもあり、ゴシップ誌に報道された騒動のきっかけを作った人でもある。
志摩のことを認めているようで、彼なりには大切に想っていそうだが、ヤンチャな生活を送っているために、可愛がり方、その方向性を間違えたのかもしれない。根っこからの悪人という訳ではなさそう。
今の志摩がタイガと会うことでトラウマを乗り越える可能性は十分あるし、連載では既に実行されている可能性もある。
というのが、私なりの解釈でした。
本文に書いたことはあくまでも私の解釈でしかありません。一つの意見でしかなく、これが絶対に正しいなどと言っているものではありません。その点ご了承なさってください。
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そう言えば、タイガの苗字って何でしょうか。
単行本を読んでいるかぎりは、彼のフルネームが書かれた箇所はなかったかと思います。
こちらもいずれわかるのでしょうか。
まぁでもそこまで物語に食い込んでくることもない気もしますから、設定されないまま御役御免になることも十分あり得そうで。
と言いますか、志摩はもう十分大人ですから、もう母親のことも大丈夫と思いますけどね。
彼に道筋を照らしている「みつみ」たち、今の友だちがいるかぎり。
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ということで、今回はここまでになります。
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。



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