『スキップとローファー』の単行本6巻を買いました。
話数にしますと、30, 31, 32, 33, 34, 35話の内容が収録されています。
読んだ感想を書きました。
あまりに過ぎるネタバレはしていないが、今後放送されるアニメ2期の内容には触れますので、バレても大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いいたします。
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漫画『スキップとローファー』第6巻
| 作品名 | スキップとローファー |
| 作者 | 高松美咲 |
| 単行本1巻発行日 | 2019年01月23日 |
| ジャンル | 青年、学園、恋愛 |
| 発行社 | 講談社 |
| レーベル | アフタヌーンKC |
| 巻数 | 既刊12巻 |
漫画『スキップとローファー』の単行本第6巻について。
発売日は2022年11月22日です。
5巻の発売日が2021年3月23日でしたから、5巻発刊からは8ヶ月の空白があります。
話数は30話から35話までの内容が収録されています。具体的には30話「バクバクのバレンタイン<1>」、31話「バクバクのバレンタイン<2>」、32話「チョキチョキの16歳」、33話「ニコニコのケーキ」、34話「ラブラブの野望」、35話「パタパタの進級」の6話分です。
ミカが主役
6巻の主役の一人はまちがいなく「江頭ミカ」ですね。
30話ではバレンタインデーを迎えようとしています。
「美津未」(以下、「みつみ」表記)の親友の一人ミカがバレンタインデーに大きな勝負をかけました。
彼女たちの恋の話としては、本作が始まって以来の大きな動きを見せたことが6巻の大きな特徴でしょう。
この件は、以前、当サイトで書いています。下にリンクを貼った記事がそれ。
リンク先でもバレンタインでミカがどうなったか、その結果を直接は書いていませんけど、読むと察しがつくようには書いてあります。アニメ2期のためにネタバレを回避している方はスルーしてください。
迎井くんはいい奴だし賢い
ミカと一緒にバレンタインのエピソードの主役に立ったキャラは、これまでどちらかというと影に隠れていた「迎井司(むかい・つかさ)」です。
高校では迎井くんは志摩くんの中学からの友だちの一人ですね。
そんな彼に、ミカが意外な一面を見せました。
それは「私からチョコをもらうの気持ち悪くないかな……」というセリフです。
ちなみに上の言葉のうち「私から」の部分には「私なんかから」のニュアンスが含まれています。
どうしてそんなことを言うのか、迎井くんはわかりません。
というか、わかりようがないですよね。
ミカは、中学ではバレーボール部だったみたいですし(文化部ではなく運動系の部活にいるだけで陽キャでしょう)、カースト最上位にいるであろう結月や志摩くんと仲のよい立場にいる人ですし、周りからも仲間内でも陽キャ的なノリを見せていた人です。
そんな人の口から、どうして「私なんかから」なんて卑屈な言葉が出てくるのか。そして、どうして自分にそんなことを言うのか、迎井くんとしては彼女の胸の内をその場で瞬時には理解しようがないでしょう。
あの言葉だけで瞬間的にミカの心の根っこがわかったら、もはや何かの能力者ですよ。あるいは以前の彼女を知っている人でない限りはわからないレベルと思います。
迎井くんは、その瞬間はわかりませんでした。
彼女の言葉への返事も、一般論を述べるだけに終わっています。
でもその直後、一人で行き着くのですね。彼女は本当は自分に自信を持てていない人だということに。
そして、一般論ではなくミカのこととして返事をしてやるべきだった、と後悔します。
いやいや、そこに考えが行き着いただけでも迎井くんは相当に賢い人だし、人のことを考えて上げられる優しさのある人だろう、と読んでいて思いました。
私が彼の立場なら無理ゲーすぎて、余計なことを言って大変なことになっていたことでしょう。
ともかく、それをきっかけに迎井くんとミカは、それまでより心の距離が近くなっていました。
しかも迎井くんはミカにちょっとした「弱み」を握られてしまい、お互いがお互いの弱い部分を知っている間柄になっています。
異性に対して自信を持ていない意味で似た者同士なこの2人。
個人的には、後々この2人が付き合って欲しいなぁ、と思っているのですがどうなるでしょうね。今後の楽しみの一つです。
みつみの誕生日とナオちゃん
みつみの誕生日も6巻の範囲内で迎えています。
みつみの誕生日そのものより、みつみの叔母「ナオちゃん」が、このエピソードの主役です。
バレンタインがミカ(と迎井くん)が主役級なので、6巻はどちらかというと、みつみと志摩くんのメインキャラクター2人が脇役にいる巻になります。
6巻におけるナオちゃんの苦悩と言いますか、ある種の「嫉妬」については、以前当サイトに書いています。
下にリンクを貼った記事がそれです。
先ほどと同じく、アニメ2期のネタバレになり得る内容ですので、バレを避けている方はスルーしてください。
そういう嫉妬を嫉妬と認められるって、それだけで優しいし素敵な人ですよ。
そして、嫉妬を心の奥にそっとしまって、朝早起きして(寝られなかったのかもしれませんが)ホットケーキを作ってあげる。恋人のゴロちゃんが惚れる気持ちもわからなくないです。
山田に恋の予感?
クラスのムードメーカー「山田建斗(やまだ・けんと)」にも動きの見られる巻でした。
少なくとも6巻現在の彼は結月を好きなのですが、どうも彼は付き合えるなら誰でもいい感があります。来る者拒まず感が。
でもこれは男の子なら「あるある」なので、それでいいと個人的には思っています。
付き合うまではその姿勢でも、付き合ったらその人を大事にすればいいのですし、選り好みをして恋する機会を逃すより、失敗してもいいからどんどんトライした方が人生経験になる、と思うからです。
でも学校内でそれをしすぎると、女子から嫌われそうなので、できればバイト先など学校外でした方がいいとは思いますけれども。
そんな山田にも恋の予感が漂います。彼を気に掛ける女の子が登場したのですね。
彼らがどうなるかは後々わかります。9巻で。
また、山田はお調子者ですけど、結構頭を使った人付き合いをしていることが6巻でわかって、個人的にとても感心しました。
具体的には掃除をしない男子生徒に、一緒に掃除をしている女子生徒が困っている場面で、山田が採った行動にそれを見て取れます。122ページと123ページですね。
自然にそれをやっているところがカッコイイ。
そういうところをあの子は見ていたのかもしれませんね。
1年生も終わり
そして、6巻の終了をもって、みつみたちにとっての高校での1年間が終わりました。
リアルで感じてきた学年が終わるときの感慨、寂しさや切なさが、この6巻の終盤を読んでいて、じんわり蘇ってきました。
またあの感覚を味わえるとは思ってもみませんでした。いいおっさんになってから、しかも漫画で、ですから。
高松美咲先生、ありがとうございます。
本文に書いたことはあくまでも私の個人的な感想です。絶対的なものではありませんので、一つの意見として参考程度に抑えてご覧になってください。
今回の考察の場面を原作で読んでみたいあなたへ
今回の考察はいかがだったでしょうか?
あの学年末の寂しさを体感されたい方はぜひ、ぜひ本作6巻を読んで確かめていただきたいです。
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ということで今回はここまでです。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!





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